戦略実行力とは何か
What’s the “Strategy Execution”

いま世界的に多くの経営責任者が「戦略の実行」に深い関心を寄せ、
同時に最も困難な課題として認識しています。
一方で、日本の経営者が未だに「戦略の策定」に重きを置き、
多くの時間をかけているのも事実。

しかし、実行に費やされる時間の割合や困難さは、
その策定よりも遥かに大きいものです。
またPDCAを回す上で実行における差異は、
次の間違った戦略を生みかねません。

我々は創業以来30年、多くの企業と取引をしてきました。
その中で「戦略を正しく実行する力」こそが
企業の生命力に直結していると確信を得ました。

いつの時代も、組織連携を正しくできている企業は少なく、
必ずと言えるほど、何かしらのマネジメント課題を抱えています。
それらは戦略の実現性を奪い、やがて組織は衰退していくでしょう。

我々が見てきた歴史の中での「答え」です。

戦略実行力がある理想の状態

マネジメント

現場理解の促進

『戦略共有』
  • 方針や目標の理解促進
  • 施策内容の理解促進
  • 取組みの優先順位の理解促進
  • スケジューリングの理解促進
『背景共有』
  • 内外部の環境と状況の理解促進
  • 成行きの帰結の理解促進
  • 意思決定された根拠の理解促進

現場(メンバー)

納得感と実行の定着

『納得』
  • 部門戦略への賛同
  • 個人の役割への賛同
『実行』
  • 戦略に基づく取り組み
  • 判断軸としての戦略活用
  • 仮説検証
  • 部内協力
  • 部門間連携
  • 実行に対する評価

Four Measures for Sales and Marketing

戦略実行力を高めるには、組織を束ねる「Measure(モノサシ)」が必要となります。
我々はBtoB営業・マーケティングにおいて4つのモノサシを持っている
ことが絶対条件だと考えています。

営業・マーケ組織の戦略実行力を
生み出す4つの「指標」

企業が成長を実現させるのに「偶然」や「たまたま」はありません。
重要なことは、組織が業績目標を達成する為に必要な指標を設計し、
戦略実行力を最大限にまで高めることが重要なのです。

①戦略
ターゲットやコンセプトなど、組織として統一すべき方針の指標
②活動
業績を上げるまでに不可欠となる活動管理指標
③顧客
顧客にとっての満足度、受益度を管理する為の指標
④市場
顧客との接点を資産管理する為の指標

さらに戦略実行に不可欠な組織間の
「連携」

組織連携

長年多くの企業が実行の過程で直面している課題の1つと言えます。ものごとを進める上で最重要となるトップと横の組織、
そして現場の十字連携、これらの意思疎通、協力体制が無ければ戦略を正しく実行することはできないと考えられています。

連携に欠かせない存在

ミドルマネージャーが縦横連携を可能にさせる

トップの戦略意図を正確に理解し部下にただ展開するのではなく納得させるスキル、そして実行において必要な他部門やパートナー企業との協力調整、さらに部門で新たな取り組みを試みたい時にトップを説得し予算承認を得る力この四方を繋ぐ存在こそが、戦略を正しく実行させるキーとなります

戦略実行力を高めるために

経営層と実際に動く現場とでは
見えているものが異なるのは当然と言えます。
そして、組織が大きくなれば
現場理解は、より困難になるものです。

成長し続ける組織を作る上で、
その核となる『影響力のあるミドルマネジメント』の存在は
戦略実行力を高めるために最も重要と言えます。

しかし、例えバックグラウンドがある優秀な人材であっても
彼らに組織的な成果がなければ
経営層からは無能に見えてしまいます。

評価がなければ、彼らの貢献意欲も失われる一方です。

よくあるのは、現場、他部門、上層部いずれかの
マーケティング理解が低いことで、業務の偏りや、
リソース不足が起き、本来の活躍の場を失うケース。

そうした中で、まずは、
「今の組織状況を正しく把握すること」
「マネジメントとして立つべき人材を洗い出すこと」
「彼らに成長機会を与えること」

それが、戦略実行力を高める
近道だと我々は考えています。